収益と利益の最大化を支援する
プロフィット・コーチの小林 剛です!
『結果』を出すなら、『(財務)知識』と『意識』で、PDCA
「優秀な会社とは、どんな会社でしょうか。」
売上が大きい会社でしょうか。社員数が多い会社でしょうか。有名な会社でしょうか。
確かに、それらも一つの指標かもしれません。
しかし私は、多くの経営者とお会いし、多くの決算書を見てきましたが、
本当に優秀な会社の条件はそこではないと思っています。
売上30億円でも苦しんでいる会社があります。社員100人いても利益が残らない会社があります。
一方で、社員20人程度でも毎年利益を出し、資金繰りに困らず、銀行から高い評価を受けている会社もあります。
その違いは何でしょうか。
それは、「利益を出す会社」と「利益を出し続ける会社」の違いです。
経営者であれば、一度は大きな利益が出ることがあります。
しかし、本当に難しいのは、それを継続することです。
景気が悪くなっても。競合が増えても。社員が入れ替わっても。利益を出し続ける。
これが本当の経営力です。
決算書には、社長の考え方が表れる

私はよく、「決算書は会社の成績表ではなく、社長の通知表である」とお伝えしています。
なぜなら、
売掛金が多いのも、
在庫が多いのも、
借入金が多いのも、
利益が少ないのも、
すべて社長の意思決定の結果だからです。
会社の財務は、社長の考え方を映し出しています。
だからこそ、優秀な企業を作るためには、まず社長自身の考え方を変えなければなりません。
優秀な企業は、利益よりも先に「仕組み」を作る

利益を追いかける会社はたくさんあります。しかし、優秀な企業は利益を追いかけません。
利益が出る仕組みを追いかけます。
例えば、
・利益率の高い商品を増やす
・優良顧客を増やす
・値下げをしない
・在庫を減らす
・資金回収を早める
・社員教育を続ける
こうした取り組みを続けることで、結果として利益が生まれます。
つまり、利益は目的ではなく、結果なのです。
優秀な企業は、お金を残す

経営者は利益に目が向きます。しかし、銀行が見ているのは利益だけではありません。
銀行が本当に見ているのは、「お金が残っているか」です。
どれだけ利益が出ていても、お金がなければ会社は倒産します。
逆に、
十分な現金を持つ会社は強い。
景気が悪くなっても耐えられる。
設備投資もできる。
採用もできる。
M&Aもできる。
だから優秀な企業は、利益以上にお金を重視します。
■優秀な企業の共通点
私が考える優秀な企業には、次のような共通点があります。
①時間当たり利益を見ている
②安売りをしない
③社長が未来に時間を使っている
④在庫を増やさない
⑤資金繰り表を持っている
⑥銀行との信頼関係がある
⑦原価を把握している
⑧財務が強い
⑨社員が育つ仕組みがある
⑩社長自身が学び続けている
これらは特別なことではありません。
しかし、継続して実践している会社は意外と少ないのです。
まとめ:会社は、社長の器以上には大きくならない
経営とは、商品を売ることでも、利益を出すことでもありません。
会社という組織を成長させることです。
そして、会社の限界は社長の限界です。
社長が学ぶことをやめれば、会社も成長を止めます。
社長が未来を考えなければ、会社に未来はありません。
優秀な企業とは、優秀な社長が作るものです。
まずはそこから始まります。
次回は、
「利益を追うな。利益体質を作れ」
というテーマで、本当に儲かる会社が見ている数字について解説したいと思います。
