会社は、社長の器以上には大きくならない ~社長のための優秀な企業の条件⑥~

小林 剛
小林 剛

収益と利益の最大化を支援する
プロフィット・コーチの小林 剛です!

『結果』を出すなら、『(財務)知識』と『意識』で、PDCA

これまで5回にわたり、優秀な企業の条件についてお話してきました。

✔利益体質。

✔BS経営。

✔資金繰り。

✔銀行との信頼関係。

✔人材育成。

✔事業承継。

どれも大切なテーマです。

しかし、実はこれらすべての土台となるものがあります。

それが、社長自身です。

今日は、このシリーズの最終回として、最も重要なテーマについてお話したいと思います。

会社は、社長の鏡である

私はこれまで多くの会社を見てきました。

その中で確信していることがあります。

それは、『会社は社長の鏡である』ということです。

*財務も。

*組織も。

*社風も。

*人材も。

すべて社長を映し出しています。

✖社員が挨拶をしない会社。

✖会議が機能しない会社。

✖数字に弱い会社。

✖挑戦しない会社。

✖変化を嫌う会社。

その原因を突き詰めると、最後は社長に行き着きます。

○活気がある会社。

○学ぶ文化がある会社。

○利益が出る会社。

○社員が成長する会社。

これもまた、社長の姿勢が反映されています。

■会社の限界は、社長の限界

会社が成長しなくなった。

社員が育たない。

利益が伸びない。

そうした時、社長は外に原因を探します。

景気が悪い。

競争が激しい。

人が採れない。

社員が動かない。

もちろん、それらも事実かもしれません。

しかし、本当に優秀な経営者は、まず自分に問いかけます。

「自分は成長しているだろうか」と。

会社は、社長の器以上には大きくなりません。

だから、会社を成長させたいなら、まず社長が成長しなければならないのです。

■学びを止めた瞬間から衰退が始まる

世の中は変わります。

技術も変わります。

市場も変わります。

お客様も変わります。

しかし、最も危険なのは、社長だけが変わらないことです。

昔うまくいったやり方。

過去の成功体験。

長年の常識。

それらに固執した瞬間から、

会社の成長は止まります。

だから私は、学びは最大の喜びだと思っています。

✔学ぶことで視野が広がる。

✔学ぶことで選択肢が増える。

✔学ぶことで人の気持ちが分かる。

✔学ぶことで未来が見える。

学び続ける社長だけが、変化し続けることができるのです。

経営とは、人格の反映である

経営には、テクニックがあります。

財務の知識もあります。

マーケティングもあります。

営業手法もあります。

しかし、

最後に会社を決めるのは人格です。

誠実さ。

責任感。

感謝。

謙虚さ。

挑戦する勇気。

人を信じる力。

こうしたものが、会社の文化になります。

そして文化が、企業の未来を決めるのです。

■理念は、会社の羅針盤

経営には迷いがつきものです。

景気が悪い時。

利益が減った時。

社員との問題が起きた時。

事業承継で悩んだ時。

その時に必要なのが理念です。

★理念とは、会社の原点です。

✔なぜこの会社を作ったのか。

✔何のために存在しているのか。

✔誰を幸せにしたいのか。

✔理念がある会社は強い。

なぜなら、「判断基準」があるからです。

利益だけで判断しなくなるからです。

優秀な企業ほど、理念が浸透しています。

■成功よりも成長を目指す

多くの人は成功したいと思います。

しかし、成功とは結果です。コントロールできません。

一方で、成長はコントロールできます。

✔今日より少し学ぶ。

✔今日より少し挑戦する。

✔今日より少し人に貢献する。

それを続けた結果として、成功がついてきます。

だから私は、成功を目指すより、成長を目指した方が良いと思っています。

成長し続ける人に、成功は後からついてくるからです。

働くとは、生き方である

私は、働くことは単にお金を稼ぐことではないと思っています。

*働くことは、誰かの役に立つことです。

*働くことは、学ぶことです。

*働くことは、成長することです。

*働くことは、人生そのものです。

だから、『経営もまた生き方』です。

✔どんな会社を作るのか。

✔どんな人と働くのか。

✔どんな価値を世の中に届けるのか。

それは、『社長自身の生き方そのもの』なのです。

■優秀な企業の本質

このシリーズでは、優秀な企業の条件についてお話してきました。

  • 利益体質を作ること。
  • お金を残すこと。
  • 銀行との信頼関係を築くこと。
  • 人材を育てること。
  • 未来を作ること。

しかし、最後に行き着く答えは一つです。

『優秀な企業とは、優秀な社長が作る』

そして、優秀な社長とは、『学び続ける人』である。

これが私の結論です。

まとめ:会社は、社長の鏡です

会社は社長の器以上には大きくなりません。

会社は社長の鏡です。

だからこそ、

✔社長自身が学ぶ。

✔社長自身が成長する。

✔社長自身が挑戦する。

✔社長自身が理念を語る。

それが、会社の未来を作ります。

経営とは、会社を大きくすることではありません。

人として成長し続けることです。

その結果として、会社が成長し、社員が成長し、お客様に喜ばれ、社会に貢献できる。

それこそが、本当の意味での優秀な企業なのではないでしょうか。

社長のための優秀な企業の条件について、お話してきました。

第1回 優秀な企業とは何か
第2回 利益を追うな。利益体質を作れ
第3回 お金が残る会社、残らない会社
第4回 銀行から好かれる会社の条件
第5回 社長の仕事は未来を作ること
第6回 会社は社長の器以上には大きくならない

経営とは、会社を経営することではない。

『自分自身を経営することである』

と私は、思っています。

この記事を書いた人

小林 剛

小林 剛

現役経営者として30人の社員を雇用し、経営者として日々経営し『愛と幸せと感謝と利益を最大化』させるL&H(ラブハピ)経営を推進しています。

会社は関わる人たちの生活を支えるために収益を生み出す必要があります。しかし、それだけでなく幸せになる場所でもあると考えました。

机上の空論・キレイ事の話でなく、私が会社経営を通じてやってきた

◆財務 ◆理念・ビジョン作り ◆組織作り

を使い、もっと多くの企業や人に「愛と幸せと感謝と利益を最大化」させる貢献しようと思い、コンサルティング会社を立ち上げました。会社経営を通じ、関わる全ての人の「愛と幸せの世界をつくる」お手伝いをしております。