『中今』に生きるということ──矢作直樹先生の言葉から学ぶ心の在り方

小林 剛
小林 剛

収益と利益の最大化を支援する
プロフィット・コーチの小林 剛です!

こんにちは!!

今回のブログは、私が過去に読書をしてきた中で、こころに強く残った、印象に残った「言葉」をご紹介したいと思います。

「読書体験」というカテゴリーで、不定期に投稿していきたいと思います。

早速ですが、私たちは、目まぐるしく変化する情報と日々のスケジュールに追われ、つい「過去の後悔」や「未来の不安」に心を奪われがちです。

そんな中、元東京大学医学部救急医学分野教授であり、精神世界やスピリチュアルな視点からも深い洞察を伝えている矢作直樹先生が繰り返し語られる概念があります。

それが『中今(なかいま)』です。

『中今』とは何か?

『中今』とは、簡単に言えば「今、この瞬間に生きること」を意味します。

しかし、単なる時間的な「現在」ではありません。

矢作先生の語る『中今』は、もっと深いレベルでの「今」に意識を集中し、心を整えて生きる在り方を指しています。

「過去も未来も、自分の心の中にしか存在しない。現実にあるのは“今”しかない。」

私たちはどうしても「過去にこうすればよかった」と後悔したり、「これからどうなるのだろう」と不安に思ったりします。

しかし、その心の動き自体が、今この瞬間の豊かさを見失わせていると思います。

■「中今」は時間の「点」ではなく、心の在り方。

■真の意味で「自分らしく」生きられるのは、過去や未来ではなく「今この瞬間」。

■『中今』に意識を向けることで、心が整い、軸がぶれにくくなる。

中今の実践とは?

『中今』を日常に取り入れるには、特別な道具やスキルは必要ありません。

矢作先生は、日常の中で「今ここ」に意識を向けることが大切だと説きます。

  • 食事を味わって食べる
  • 人と話すときに、相手の目を見て心を込めて聴く
  • 深呼吸をして、自分の感情や体調に気づく
  • 朝起きたときに「今日もこの一日を丁寧に過ごそう」と意識する

こうした小さな積み重ねが、自分の「軸」を整え、心を安定させてくれます。

中今に生きること』がもたらすもの

『中今』の実践は、心の静けさと安心感をもたらします。外の出来事に振り回されず、揺るぎない「自分」という存在に立ち返ることができます。

また、今を大切にすることで、人間関係もより豊かになります。

未来への期待や過去への執着ではなく、「いま目の前の人」に誠実に向き合う姿勢が、信頼と温かさを生み出すからです。

おわりに

矢作直樹先生が語る『中今』の思想は、単なるスピリチュアルな考え方ではなく、現代を生きる私たちにとって必要な「心の羅針盤」です。

過去や未来にとらわれず、「今」をしっかりと生きる。

それは、人生の質を根本から変える力を持っています。

このブログが、少しでもあなたの「中今」の氣づきにつながれば幸いです。

さあ、中今に生きよう!!

この記事を書いた人

小林 剛

小林 剛

現役経営者として30人の社員を雇用し、経営者として日々経営し『愛と幸せと感謝と利益を最大化』させるL&H(ラブハピ)経営を推進しています。

会社は関わる人たちの生活を支えるために収益を生み出す必要があります。しかし、それだけでなく幸せになる場所でもあると考えました。

机上の空論・キレイ事の話でなく、私が会社経営を通じてやってきた

◆財務 ◆理念・ビジョン作り ◆組織作り

を使い、もっと多くの企業や人に「愛と幸せと感謝と利益を最大化」させる貢献しようと思い、コンサルティング会社を立ち上げました。会社経営を通じ、関わる全ての人の「愛と幸せの世界をつくる」お手伝いをしております。